ダイムラー（Daimler）は、2019年第3四半期（7～9月）の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は83万9300台。前年同期比は6％増と、2年ぶりに前年実績を上回った。
ブランド別では、主力のメルセデスベンツ乗用車が60万4700台を販売した。前年同期の55万9500台に対して、8％増と2年ぶりに増加した。中国（香港を含む）は2％増の17万3321台と、過去最高の販売実績だ。欧州は13％増の26万3213台と回復した。地元ドイツも18％増の8万5084台と、2年ぶりに増加する。
メルセデスベンツ商用車は第3四半期、10万0300台を販売した。前年同期比は10％増と回復を果たす。欧州は15％増の6万5523台と、2年ぶりに増加した。地元ドイツでは、29％増の2万8863台と回復する。米国は20％増の1万1602台。中国は15％増の8516台を売り上げる。
ダイムラートラックは第3四半期、12万5400台を販売した。前年同期比は8％減とマイナスに転じた。ダイムラーバスは第3四半期、9000台を売り上げた。前年同期に対して、16％増と伸びている。
ダイムラーの2018年の世界新車販売台数は過去最高の340万台。前年比は2.4％増だった。
