【BMW X3 新型まとめ】PHEVモデルを新たにラインナップ…価格やデザイン、試乗記

BMW X3
BMW X3全 8 枚

3代目となるBMWの新型ミドルクラスSUV『X3』は、2017年に販売を開始。先代比キープコンセプトながらも、スポーティでアクティブなデザインへ進化した。また、パワーユニットにはガソリンやディーゼルに加えPHEVも新たにラインナップした。

目次

  1. デザイン刷新、部分自動運転可能な運転支援システムも搭載
  2. 競合を凌駕する運転支援がポイント
  3. 【試乗】見た目は保守的、だが中身はかなり挑戦的…諸星陽一
  4. 【試乗】“しんなり”とした乗り味へと進化…島崎七生人
  5. 新型の一部モデルにHUDを追加、安全性能向上
  6. 【試乗】頭脳プレイでいかに感性に訴えかけるか…岩貞るみこ
  7. X3/X4 にMモデル登場、新開発3リットル直6ツインターボ搭載 1268万円より
  8. 直6ガソリンエンジン搭載のMパフォーマンスモデル追加 価格は889万円
  9. 初のPHEVモデルを発売 価格は778万円より

デザイン刷新、部分自動運転可能な運転支援システムも搭載

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は10月19日、ミドルクラスSUV、新型『X3』の受注を開始、12月より納車を開始する。

第3世代となる新型X3はBMWの最新デザインを取り入れ、よりスポーティでアクティブな外装デザインへ一新。フロントデザインは、大型化したキドニーグリルが表情に立体感を持たせ、存在感のある六角形のヘッドライト、ワイドでスポーティな印象を強調するエアインレットを採用した。サイドボディに新たに採用した存在感あるエアブリーザー、滑らかなシルエットのルーフを組み合わせることで、洗練され、アグレッシブかつ大胆なデザインとなっている。

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BMW X3BMW X3

競合を凌駕する運転支援がポイント

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、3代目となる新型『X3』を発表した。X3 xDrive20d M Sportは年内にデリバリー開始。それ以外のモデルは2018年第一四半期の導入が予定されている。

◇好調なBMWジャパンの勢いを加速させたい

初代BMW X3は2003年に登場し現在に至るまでに、グローバルで150万台生産され、ヒット作となった。日本では2004年に発売以来。「3万台近く販売し、これはBMW Xシリーズの1/3を超えるボリュームだ」と述べるのはビー・エム・ダブリュー代表取締役社長のペーター・クロンシュナーブル氏。

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【試乗】見た目は保守的、だが中身はかなり挑戦的…諸星陽一

3代目となる新しい『X3』を見ての第一印象は「ん?変わった?」であった。よく見れば各所が更新されているのだが、特徴的なキドニーグリルとそのシルエットからは大きく変わったという印象は受けない。それくらい、デザイン的には保守的なモデルチェンジとなったX3だが、中身はかなり挑戦的だ。

X3はその名の通り『3シリーズ』クラスのSUV。初代、2代目は3シリーズのプラットフォームを使用して作られたが、新しいモデルは『7シリーズ』や『5シリーズ』との共通性の高いプラットフォームに変更されている。(もっともこのプラットフォームがいずれは3シリーズにも導入されるのであろうが)

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【試乗】“しんなり”とした乗り味へと進化…島崎七生人

おやっ!?と思わせられたのは乗り味だった。SUV(BMWでは“SAV”と言う)であってもBMWらしい走りの味…従来のそんな“趣”が、やや違う感触に思えたから、だ。

具体的にいうと、異例なほど“しんなり”としていたのである。BMWといえば、なめらかだがボディの動きに無駄のない印象と、スパッ!と爽快なステアリングフィールが持ち味。ところが新型『X3』は、走り始めからクルマの動きがしんなりとして感じるのである。上級の『X5』や『5シリーズ』のセダンのラグジュアリーモデルを思わす上質で快適な乗り味に誰もが感じるはず。

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BMW X3 xDrive20d xLineBMW X3 xDrive20d xLine

新型の一部モデルにHUDを追加、安全性能向上

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、新型『X3』の一部モデルにヘッドアップディスプレイ(HUD)を標準装備とし、5月18日より新価格にて販売を開始した。

今回、新型X3の「xLine」および「M Sport」モデルにHUDを標準装備し、安全性を高めた。HUDはドライバーが運転中に視線を大きく動かすことなく、前方に集中できるよう、必要な情報をドライバーの視界内の見やすい位置に表示するシステム。部分自動運転やストップ&ゴー機能付きアクティブクルーズコントロール、車速、ナビの案内、オーディオなどの情報を表示する。

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【試乗】頭脳プレイでいかに感性に訴えかけるか…岩貞るみこ

駆け抜ける喜びを実現するためには、やみくもに筋肉を鍛えればいいのではなく、頭脳プレイでいかに感性に訴えかけるかを追及していった賜物なのだと改めて思う。

アクセルペダルをちょいっと踏んだだけで、最大トルクを発揮して車体を強力に前に押し進めるツインパワーターボのディーゼルエンジン。乗員に包まれ感を与えるがっしりボディに、しなやかなサスペンション。ひとつひとつのパーツは鍛え上げられているけれど、乗り心地全体としてそれらをまとめあげているのは、8速ATの頭脳プレイなのだと思う。

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BMW X3 xDrive20d MスポーツBMW X3 xDrive20d Mスポーツ

X3/X4 にMモデル登場、新開発3リットル直6ツインターボ搭載 1268万円より

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、ミドルクラスSUV新型『X3』『X4』の高性能モデル『X3M』『X4M』を発表。6月23日より受注を開始し、9月以降順次納車を開始する。

両モデルは、新型X3/X4をベースに、BMW M社がサーキット走行を想定し開発した高性能モデル。新開発の3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載する。シリンダーヘッドのヘッドコアの成形型には、3Dプリント技術を初採用。複雑な形状成形が可能となったことで、さらなる軽量化を実現するとともに、クーラントダクトを自由に配置。より効率的な温度管理が可能となった。また、燃料をエンジンの燃焼室に吹き込む高圧フューエルインジェクションの噴出圧力が従来の200barから350barに改良。空気と燃料の混合効率向上により燃焼効率を大幅に改善した。

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BMW X3M(向かって左)とX4MBMW X3M(向かって左)とX4M

直6ガソリンエンジン搭載のMパフォーマンスモデル追加 価格は889万円

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、ミドルクラスSUV『X3』に高出力6気筒エンジンを搭載したMパフォーマンスモデル「X3 M40i」を追加し、3月6日より販売を開始する。

X3 M40iは、最高出力387ps、最大トルク500Nmを発揮する直列6気筒ガソリンエンジンを搭載し、0-100km/h加速は4.8秒を実現するMパフォーマンスモデルだ。クリーンディーゼルエンジン搭載の「X3 M40d」に加えて、ガソリンエンジン特有の軽快でスポーティな走行を愉しめるX3 M40iを追加することで、幅広いラインアップとした。

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初のPHEVモデルを発売 価格は778万円より

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、ミドルクラスSUV『X3』に初のプラグインハイブリッドモデル「X3 xDrive30e」を追加し、4月9日より販売を開始する。

X3 xDrive30eは、最高出力184ps/最大トルク300Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒エンジンと、最高出力109ps/最大トルク265Nmを発揮するモーターを搭載し、システムトータルで最高出力292psを達成している。電気モーターのみでは、最高速度140km/h、一充電あたりの航続距離44kmを実現。また容量34Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、約3.5時間の普通充電で0%から80%まで(0%から100%までは4.3時間)充電可能となっている。

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《滑川寛》

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