ミニバンから3列シート7人乗りSUVに生まれ変わったプジョーの新型『5008』。新プラットフォーム「EMP2」を同社のCセグメントSUV『3008』と共有しながらも、ホイールベースを延長することで広い室内空間を実現。2列目、3列目を含め全てのシートが独立していることも特徴の1つ。
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7人乗りSUVの新型5008 を日本市場投入…404万円より
プジョー・シトロエン・ジャポンは、ミニバンから7人乗りSUVに生まれ変わった新型プジョー『5008』を9月25日より発売した。
新型5008は『3008』同様、新プラットフォーム「EMP2」を採用し、ボディサイズは全長4640×全幅1840(1860mm:GT)×全高1650mm、ホイールベースは2840mm。全幅・全高は3008と同等レベルで、フロントオーバーハングからフロントドアまでは共通だが、ホイールベースを165mm、全長を190mm長くし、ボディサイズを拡大。大人7人がゆったりと座れる3列シートを確保した。2列目シートは独立3座でそれぞれ15cmの前後スライドと5段階のリクライニングが可能。荷室容量は5人乗車時では762リットル(VDA法)、2列目シートを畳んだ2人乗車では1862リットルの積載容量を実現。またパッセンジャーシートバックまで倒すと、約3.2mの長尺物も積載できる。さらに3列目の2座は取り外し可能で、その下には両側合計で約38リットルの床下収納を備える。
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3列シートSUVに進化、そのユーティリティ性を見る[詳細画像]
ユーティリティ性の高いスタイリングを持つ2列シートモデルである『3008』のホイールベースを延長、3列シートSUVとした『5008』が日本に到着した。
3008とボディサイズを比べてみると、全幅は1840mmで同一、全高は20mm低く1630mm、全長は190mm長い4640mm、ホイールベースは165mm延長され4640mmとなっている。この長くなった全長とホイールベースを生かして3列目のシートを追加。7名の乗車定員を実現している。
3列シートSUVに進化、そのユーティリティ性を見る 画像
3008 GT/5008 GT、12月より本体価格を15万円値上げ
プジョー・シトロエン・ジャポンは、プジョー「3008 GT BlueHDi」および「5008 GT BlueHDi」の車両本体価格を12月1日より引き上げると発表した。
3008 GT BlueHDiは429万円から444万円へ、5008 GT BlueHDiは454万円から469万へ、それぞれ15万円の引き上げとなる。
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マツダとプジョーのSUVラインアップは“絶妙に丸かぶり”している…勝手に比較検証
ひと昔まで、「デザインがなんとも洒落ている」というのはヨーロッパ車の専売特許だったようにも思う。だが最近は日本車もその分野での進捗が著しく、「デザインにこだわるならやっぱ欧州車だよね」と一概には言えなくなってきている。特に近年のマツダ各車は、ある意味「日本車離れしてえる」とさえ言えそうなデザイン性の高さにより、従来はヨーロッパ車しか眼中になかったユーザー層をそれなり以上に取り込んでいるはずだ。
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マツダとプジョーのSUVラインアップは絶妙に丸かぶりしている…勝手に比較検証してみた。写真はマツダCX-5とプジョー3008
【試乗】万一の時の7人乗りも悪くはないけれど…中村孝仁
このところ、3列シートのクルマが気になる。理由は我が家の家族構成の変化で、どうしてもチャイルドシートを2つ付けなくてはならなくなったからだ。
2列シートだって、チャイルドシートを2つ付けられないわけではないが、これに大人が最低3人は乗るという状況を作り出すことは、ほとんど不可能。一度試しにメルセデスの『Eクラスワゴン』でやってみたが、後席センターに座る大人の窮屈さを考えると、これはもうほとんど無理!という世界であった。
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【試乗】ミニバンとは違う、洗練の3列シートSUV…丸山誠
SUV人気は、まだまだ上昇中だ。だが、5人以上の家族構成だったり、チャイルドシートを2脚装着しなければならない場合には、ミニバンという選択になりがちだ。でも、やっぱりSUVに乗りたいというなら3列シート仕様はいかがだろうか。
多人数乗りとスタイリッシュさを兼ね備えたのが、プジョーの『5008』。生活感を意識しやすいミニバンと違い、5008はエクステリアデザインが洗練されている。最近はヨーロッパメーカーもSUVのラインアップに力を入れつつあり、プジョーはすでに2列シートの『3008』も登場させている。5008は3008のホイールベースを165ミリストレッチすることで、3列シートに仕立てているモデルだ。
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3008/5008、ディーゼルモデルに8速ATを導入
プジョー・シトロエン・ジャポンは、2リットル4気筒クリーンディーゼルエンジンを搭載するプジョーのSUVモデル『3008GT BlueHDi』(Peugeot 3008 GT BlueHDi)および『5008GT BlueHDi』(Peugeot 5008 GT BlueHDi)に8速オートマチック(AT)を導入し、7月19日より販売を開始した。
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3008 / 5008に、Euro 6.2対応の新ガソリンエンジンと8速ATを搭載
プジョー・シトロエン・ジャポンは、5月21日よりプジョー『3008』および『5008』に、改良型の1.6リットルガソリンエンジンと8速ATを搭載し、「3008アリュール」「3008 GTライン」「5008アリュール」として設定した。
これにより3008と5008は、クリーンディーゼルモデルも含めて全車8速ATになった。
3008 / 5008に、Euro 6.2対応の新ガソリンエンジンと8速ATを搭載 画像
BEWITHがプジョーのディーラーオプションに正式採用される
車種専用のスピーカーキットをラインアップするBEWITH(ビーウィズ)のBE-FIT(ビーフィット)ブランド。アルミマグネシウム振動板を用い、評価の高いReference AMを導入した車種専用スピーカーキット「BE-FIT AM」シリーズも好評だ。
そんな中、同社が新たに開発したスピーカーキットがプジョー5008/3008のディーラーオプションとして正式採用された。「BEWITH Platinum Voice」(ビーウィズプラチナボイス)と名付けられた同キットは、 16.5cmミッドバスユニットと2.5cmのトゥイーターを組み合わせた2ウェイシステムだ。いずれも振動板にアルミマグネシウム素材を使用しており、スムーズな音のつながりが実現されている。