初代はシビックの5ドア版だった!復活のホンダ『インテグラ』歴代モデル【懐かしのカーカタログ】

ホンダ クイント・インテグラ 初代
ホンダ クイント・インテグラ 初代全 14 枚

2022年、北米アキュラ・ブランドからの復活がアナウンスされた『インテグラ』。その車名に懐かしさを感じた方も多いのでは? そこで今回は同車の中でも印象的だった世代、モデルを当時のカタログとともに振り返ってみたい。

【画像全14枚】

初代(1985年)

ホンダ クイント・インテグラ 初代ホンダ クイント・インテグラ 初代
2代目『シビック』の4ドアセダンおよび『バラード』(これも4ドアセダン)の5ドア版だった『クイント』を先代にもち、クイントの車名を引き継ぎ登場したのが初代『クイント・インテグラ』だった。登場は1985年で、当時はワンダー『シビック』『バラードスポーツCR−X』、リトラの『アコード』、人気を博した2代目『プレリュード』、さらにターボやカブリオレも用意された初代『シティ』などが揃う、まさにホンダの黄金期まっただ中で颯爽と登場した。

ホンダ クイント・インテグラ 初代ホンダ クイント・インテグラ 初代
メカニズムは『シビック』のロングホイールベース版で、“DOHCロマン”をキャッチコピーに、1.6リットルのZC型DOHC(シングルキャブ仕様とPGM-FI仕様を用意)を搭載。このZC型ユニットは4気筒・16バルブクロスフローや、当時のF1譲りのセンタープラグ方式、スイングアーム方式ハイリフト・バルブ設計ほか、4連アルミシリンダーブロック、異形中空カムシャフトなど、凝ったメカニズムを採用していた。エンジンには追って1.5リットルのSOHCも設定された。

ホンダ クイント・インテグラ 初代ホンダ クイント・インテグラ 初代
ボディタイプは85年2月に3ドアを登場させた後、同年11月に5ドアを設定。さらに翌86年にはトランクが独立した3ボックスタイプの4ドアセダンが追加設定された。CMに使われた山下達郎の曲も「風の回廊(コリドー)」に始まり、「ボクの中の少年」「マーマレイド・グッドバイ」など、時期ごとに次々と新曲が採用された。

2代目(1989年)

ホンダ インテグラ・2代目ホンダ インテグラ・2代目
2代目から車名は『インテグラ』となった。ボディタイプは3ドアクーペと、当時の流行に合わせた4ドアハードトップの2タイプを設定。当時のホンダ車らしい低いボンネットや、イエローバルブのフォグランプを一体化して繋げた超幅広のヘッドランプが特徴。搭載エンジンには、1.6リットルで170psを発揮した、ホンダ独自の可変バルブタイミング・リフト機構VTECを設定。

ホンダ インテグラ・2代目ホンダ インテグラ・2代目

3代目(1993年)

ホンダ インテグラ・3代目ホンダ インテグラ・3代目
ボディタイプは初代からのイメージを受け継いだ3ドアクーペと、2代目から設定された4ドアハードトップの2タイプ。当初はユニークな独立丸型4灯ヘッドランプを採用するも評判にならず、日本仕様はマイナーチェンジ(95年)でプロジェクター採用超薄型ヘッドライトに一新した。

TYPE R(1995年)

ホンダ インテグラ タイプR・初代ホンダ インテグラ タイプR・初代
前述の3代目マイナーチェンジ時に登場したのが、あの「TYPE R(タイプR)」の最初のモデルだった。チャンピオンシップホワイトの表紙の専用カタログが用意され、“HONDA RA272”“NSX-R”の写真を載せながら、ホットな高性能ロードカーの世界観を訴求。

ホンダ インテグラ タイプR・初代ホンダ インテグラ タイプR・初代
専用に開発された赤いヘッドカバーの1.8リットルDOHC VTEC“B18C 96 SPEC.R”エンジンは、リッター111ps、パワーウェイトレシオ5.3kg/ps、200ps/18.5kgmのスペックを誇った。MOMO社製ステアリングホイール、レカロSR-IIシート、チタン製シフトノブなどマニア心をくすぐるアイテムを備えた。

ホンダ インテグラ タイプR・初代ホンダ インテグラ タイプR・初代

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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