S&VLとBLUESKEYE AI社はアジア市場における戦略的パートナーシップを締結した。この提携により、BLUESKEYE AI社のドライバーモニタリング技術「B-Automotive SDKソリューション」がS&VL社のドライビングシミュレーションプラットフォームに統合される。
S&VLはプログレス・テクノロジーズ グループ株式会社の子会社で、アジア初のドライビングシミュレータ専用施設を運営している。同社は最先端のドライビングシミュレータ「DiM300」を導入し、日本の自動車メーカーやサプライヤーと連携して車両開発プロセスの強化に取り組んでいる。
一方、BLUESKEYE AI社は臨床グレードの感情認識・表情分析AIソフトウェアを通じドライバーモニタリング技術を提供する英国企業で、日本ではコーンズテクノロジーが総代理店を務めている。
今回の提携により、S&VL社のシミュレータにBLUESKEYE AI社の高度なソフトウェアソリューション(眼球測定、頭部姿勢推定、行動分析機械学習モデルなど)が組み込まれる。これにより安全かつ管理された仮想環境において、ドライバーの行動、注意力と集中力、眠気、疲労、そしてヒューマン・マシン・インタラクション全般に関する重要な知見を得ることが可能となる。