三菱自動車の米国部門は、11月3日にラスベガスで開幕するSEMAショー2026に、2012年以来12年ぶりに出展する。
【画像】三菱『アウトランダー』の「ダイヤモンドトレイルエディション」
同社は会場で、『アウトランダー』の「ダイヤモンドトレイルエディション」を世界初公開する。
このモデルは、三菱自動車が北米市場向けに策定した長期事業計画「モメンタム2030」の一環として開発された。同計画は、冒険性と走破性を軸に将来のモデルラインアップを構築することを目標としている。
■歴代最高のオフロード性能を実現
『アウトランダー ダイヤモンドトレイルエディション』は、三菱自動車が誇るオフロードの歴史を受け継ぐ。同社は1934年に日本初の四輪駆動車「PX-33」を発表して以来、オフロード技術を磨き続けてきた。
ダカールラリーでは12回の総合優勝(うち7連覇)を達成し、世界ラリー選手権(WRC)では1996年から1999年にかけてドライバーズタイトルを4回獲得。1998年にはコンストラクターズチャンピオンにも輝いた。こうした競技経験から生まれた四輪駆動技術は、現在の「スーパーオールホイールコントロール(S-AWC)」システムへと進化している。
三菱『アウトランダー』の「ダイヤモンドトレイルエディション」
ダイヤモンドトレイルエディションでは、このS-AWCに新たな「ロックモード」が追加された。ロックモードは、ブレーキ制御を強化してホイールスリップを素早く抑制し、トラクションを確保する機能だ。他のS-AWCモードより速く作動するため、岩場や起伏のある地形でも高い走破性を発揮する。
ロックモード選択時は、ヒルディセントコントロール(HDC)が自動的に作動し、下り坂での車速維持を支援する。また、インストルメントクラスターには前輪の操舵角、各輪のスリップ量、トラクションコントロールの介入状況を表示する新画面が追加された。マルチビューカメラシステムは、標準モデルの時速10kmから時速30kmまで作動範囲が拡大された。
■専用デザインと新色「トレイルグリーンメタリック」
三菱『アウトランダー』の「ダイヤモンドトレイルエディション」外観は、マットブラック仕上げのグリルとブラックの「ダイナミックシールド」トリムを採用し、力強い印象を与える。フロントのアプローチアングルは18.3度から20.5度に、リアのデパーチャーアングルは22.2度から23.1度に改善された。
専用の18×7.5インチ ブラックアルミホイールと、ネクセン「ロードアン ATX」オールテレーンタイヤを装着。ルーフレールはルーフラックの取り付けに対応した設計となっている。
三菱『アウトランダー』の「ダイヤモンドトレイルエディション」内装はダークグレーにカーキのステッチを施した専用シート素材を採用。撥水性があり、汚れを落としやすい素材で、アウトドアライフスタイルに対応する。シートバック、フロアマット、ドアトリムには専用の「ダイヤモンドトレイルエディション」ロゴが入る。
新色「トレイルグリーンメタリック」は、自然の大地を連想させるアースカラーで、ホワイトルーフとの組み合わせも選択できる。SEMA2026に展示される3台はすべてこのカラーコンビネーションで仕上げられた。
■3台の特別展示車を公開
三菱『アウトランダー』の「ダイヤモンドトレイルエディション」SEMA2026のブースには3台のアウトランダー ダイヤモンドトレイルエディションが展示される。
1台目は純正アクセサリーとスーリー製ルーフボックスを装着したほぼ標準仕様。2台目はBFグッドリッチ「トレイルテレーン T/A」タイヤ(265/65-18)、スーリー「キャップロック」ルーフラック、スペシャライズド「スタンプジャンパー15」マウンテンバイク2台、アンダーソン デザイン&ファブリケーション製1.5インチリフトアップキット、ラフカントリー製補助ライト、ガルフストリーム「トレイルボス1090K」カスタムトレーラーを装備する。
3台目は最もエクストリームな仕様で、メソッドレースホイールズ「707」18×8.5インチホイール、BFグッドリッチ「オールテレーン T/A K03」タイヤ(265/65-18)、フラットアウトサスペンション製「GRライト」ストラットキットによる2.5インチリフトアップ、スーリー「アプローチ 2M」ルーフトップテント、ラフカントリー製ライトバーおよびライトポッドを装着している。




