【デザインインタビュー】スズキ エスクード…初代からの進化

自動車 ニューモデル 新型車
【デザインインタビュー】スズキ エスクード…初代からの進化
【デザインインタビュー】スズキ エスクード…初代からの進化 全 6 枚 拡大写真

5月に発売された新型スズキ『エスクード』の販売が好調だ。『グランド・ビターラ』の名で海外にも輸出されており、全世界での販売台数計画も5万5000台上乗せされ、年間18万台に上方修正された。

エスクードのデザインについて、エクステリアを担当した新居武仁係長(商品第六カーライン・デザイン、チーフデザイナー)と、インテリアを担当した小林達夫係長(デザイン部インテリアデザイングループ)の2人が、開発ストーリーを語った。《インタビュア:松本明彦》

−−新型エスクードは初代のイメージをうまく進化させ、デザインされていると思います。

新居:新型の狙いはヨーロッパです。デザインは、スズキオリジナル。キーワードは「スポーティ&タフ」。「原点回帰」を考え、初代のイメージの「クラムシェル型エンジンフード」や、量産デザインには反映されませんでしたが「段付きのサイドウィンドウ」「ブリスターフェンダー」なども開発段階でトライしました。

小林:インテリアでは、開発を始めるにあたって他社製品を含めクリニックを行いました。その結果評価の高かった「スポーティ、スタイリッシュ、アドバンス」を、インテリアデザインのキーワードにしました。

−−いっぽう2代目は、丸くおおらかなな面構成で初代や新型とはテイストが異なります。アメリカ市場や提携相手のGMの影響が、2代目にはあったという事なのでしょうか?

新居:2代目はアメリカ市場を重視し、GMとの合弁会社CAMI(カナダ、オンタリオ州)での生産を考え、開発段階でGMとスズキのデザイナーの交流もありました。

【1/6】初代からの進化
【2/6】大きくなった
【3/6】欧州骨格
【4/6】FRベースを視覚化したインテリア
【5/6】変わったのは
【6/6】いかがでしょう?

《松本明彦》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る