トルコの茶畑を訪ねて (4) イスタンブール 大人の雰囲気がある街
エマージング・マーケット
中東・アフリカ

Tさんがホテルに来てくれた。Tさんとは20年以上前に台湾で出会い、今も交流が続いている。やはり中華圏を歩いてきた彼がイスタンブール駐在員、時代が動いているような気がしていた。日本企業の進出もようやく本格化の兆しとか。よく聞いてみるとTさんの会社からここまでかなり離れていた。ここは観光地区、イスタンブールの広さを想像したが出来なかった。申し訳なかったが、何しろ地理が分からないのでお任せした。先ずはコンセントのプラグを買いに行く。だがこの辺には売っていないらしい。国ごとに形状が違うのは本当に厄介だ。
トラムに乗りに行く。きれいな車両が石畳を走る、完全にヨーロッパの街だな、イスタンブールは。1回3リラ。最近1リラ上がったらしい。3駅ほど行くと、そこは繁華街。カメラ屋に入ると、ちょうど良いプラグがちゃんと売っている。素晴らしい。でも10リラ。
そして歩いて行くと、あのボスポラス海峡が見えた。ガラタ橋もあった。橋を渡り、向こう側の不思議なビルへ。知っている人しか行けないレストランへ連れて行ってもらう。そこから海峡が一望できた。夜景がきれいだった。イスタンブールに来た感触があった。魚を焼いてもらい、サラダとスープを取る。何故かパンが山盛り出てきた。意外とおいしいのでパクパク食べる。これがトルコ流だと後で知る。いつでもどこでもパンは無料で出てくる。
帰りはTさんが自分のカードを使ってトラムに乗せてくれた。カードは何人乗っても使えるそうだ。何と便利な。一律何処へ行っても3リラという共通性が大きい。まるで北京の地下鉄一律2元と同じだが、何となく雰囲気は異なる。こっちには車両も含めておとなの感じがある。
《須賀 努》
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