マレーシア不正選挙抗議集会、KLで5万人が参加…野党は次回開催を見合わせ

エマージング・マーケット 東南アジア

総選挙で不正が行われたことに抗議する非政府組織(NGO)と野党連合・人民同盟(PR)が各地で継続的に行なっている大規模集会「ブラック505」が、6月22日にクアラルンプール(KL)のパダン・メルボクで開催された。

警察当局はギリギリまで開催自粛を求めていたが、15日の予定を1週間遅らせて強行実施した。

主催者側は30万人の参加を目標としていたが、ヘイズ(煙害)が悪化したことやマンネリ化してきたこともあって参加者は5万人程度にとどまった。PR構成党・人民正義党(PKR)のティエン・チュア党首補は、野党連合がいまだ数万人を動員する力をもっていると強調した。PRを率いるアンワル・イブラヒム元副首相は、NGOが今後も抗議集会を続けるつもりかどうかは分からないが、野党連合としては当面、次回集会を行なう予定はないと述べ、戦略を見直す考えを示した。

伊藤 祐介

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