精彩を欠くマレーシアの中国系上場企業、公開株価を下回る

エマージング・マーケット 東南アジア

中国系企業の上場後の株価が精彩を欠いている。これまでに9社がブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に上場したが、19日の株価はほとんどが公開価格を下回った。 

アナリストは「不祥事が原因で中国系企業に対する投資家の信頼が低い、株価低迷は当然の結果」とコメントした。

HBグローバルの場合、外部監査人から財務諸表の矛盾を指摘された。近く竹製床材メーカーのカンガー・インターナショナルが新規株式公開(IPO)に乗り出すが、同アナリストは、ほかの中国系上場企業と同じ道筋をたどると予想している。

同アナリストはさらに、中国系企業が投資家の信頼を得るためにはバランスシートを健全に保ち、高配当を約束することとしている。
中国企業として初上場したシンスアン・インターナショナルのIPO価格は1.71リンギ、19日の終値は95セン。

小栗 茂

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  6. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  7. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  8. アウディ『Q3』新型、先進ライト技術と電動化で進化…PHEVのEV航続は119kmに
  9. 日産 リーフ 新型のデザインは“スーパーエアロ”と“デジタル禅”
  10. 日産 リーフ 新型のバッテリーは52kWhと75kWh
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る