ケダ州前首相のアジザン氏が死去、補欠選挙実施へ

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

ケダ州前首相のアジザン・アブドル・ラザク氏(汎マレーシア・イスラム党=PAS)が26日午前11時、多臓器不全のため同州アロースターの病院で死去した。69歳だった。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じている。

アジザン氏は、5月5日に行われた総選挙の直後の5月9日に糖尿病のため両脚を切断したが、循環器系の疾病の悪化で8月14日に再入院。病室内で州議会議員の宣誓を行なった。今月25日に二度にわたる心臓発作を起こして病状が悪化し、危篤状態となっていた。

アジザン氏の死去に伴い、同州議会スンガイ・リマウ選挙区の補欠選挙が60日内に行われる。5月の総選挙では、病身をおして出馬したアジザン氏が与党連合・国民戦線(BN)候補に3千票あまりの差をつけて再選を果たした。アジザン氏は1978年にPASに入党、1995年に初当選し2008年から2013年5月までケダ州首相を務めた。
総選挙後に行われる補選としては、7月24日のトレンガヌ州議会クアラベスット選挙区に次いで二度目となる。クアラベスット選挙区補選では、与党連合・国民戦線(BN)が圧勝した。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ホンダ『CB1000F』早くも受注が1600台超に、年間生産計画5000台…CBオーナーイベント復活も計画
  2. 免許不要で歩道走行可能な新型4輪モビリティ、全幅59cmの「CURIO Q1」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『RAV4』新型、パワーと燃費向上の第5世代ハイブリッド搭載…12月米国発売へ
  4. 米トヨタ、新世代オーディオマルチメディアシステム発表…『RAV4』新型から搭載へ
  5. トヨタ『カムリ』新型に「GT-Sコンセプト」、スポーツセダンの新境地を提示…SEMA 2025
  6. AE86は今いくら?『頭文字D』登場車の市場を分析
  7. BMW 7シリーズ 初のスーパーセダン『M7』登場!? SUV版『X7M』も同時発売か
  8. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
  9. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  10. 【メルセデスベンツ CLA 新型試乗】現行最終モデルでも色褪せない、デザインと乗り味…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る