マレーシア電気料金、来年第1四半期にも引き上げか

エマージング・マーケット 東南アジア

財政再建を目指すマレーシア連邦政府は来年第1四半期にも発電業者向けの燃料補助金削減を実施する方針で、これに伴い電気料金の引き上げが見込まれている。エネルギー・グリーン技術・水省のルー・トゥックギー事務次官が明らかにした。

政府が負担している発電業界向けの燃料補助金は今年はすでに248億リンギに達しているという。補助金がゼロだった場合、1キロワット/時(kwh)当たり33.5センから19%増の40センになる計算だという。電力会社は、燃料となる天然ガスを市価より安い百万英熱単位(mmBtu)当たり13.7リンギで購入している。

最後に行われた電気料金の値上げは2011年6月で、その時の値上げ幅は2%だった。それ以前の電気料金値上げは2006年まで遡る。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. AE86は今いくら?『頭文字D』登場車の市場を分析
  2. ホンダ『CB1000F』早くも受注が1600台超に、年間生産計画5000台…CBオーナーイベント復活も計画
  3. クルマ好きも唸るイベント満載!さらに進化した「ジャパンモビリティショー2025」の見どころとは?PR
  4. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
  5. 【メルセデスベンツ CLA 新型試乗】現行最終モデルでも色褪せない、デザインと乗り味…島崎七生人
  6. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
  7. トヨタ『RAV4』新型、パワーと燃費向上の第5世代ハイブリッド搭載…12月米国発売へ
  8. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  9. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  10. 1位は「250万円スタート」のマツダ新型電動SUV『EZ-60』…10月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る