政府系企業改革プログラム9年目、株主還元が13%増加

エマージング・マーケット 東南アジア

政府系企業(GLC)の改革を目指す10カ年計画は9年目を迎え、政府系企業のトップ20社「G20」の株主還元が年間13.6%増加した。

「G20」の時価総額は2004年5月の改革プログラム開始時点と比べて、今年10月には2.9倍に増え、4,030億リンギとなった。

プログラム終了に向け、GLCの業績向上を目指す会議において、ナジブ・ラザク首相はGLCや政府系投資会社(GLIC)に対して、国家の持続可能な成長に貢献するようなイニシアティブの推進などを呼びかけた。ナジブ首相はまた、ブミプトラ(マレー人と先住民族の総称)政策が国家の発展政策の要であると強調。ベンダー開発や新規事業開拓、配当金や税金収入の分配などを通じてブミプトラの経済比重拡大を目指すと述べた。

また、GLCは来年までに革新的なイニシアティブを発表することが望ましいと語った。

千田真理子

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