マレーシアで大晦日に物価上昇への抗議デモ、5000人が参加

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア・クアラルンプール(KL)のムルデカ広場で12月31日午後11時半頃、物価上昇に対する抗議デモが行われた。5000人が参加したと見られる。

ムルデカ広場ではクアラルンプール市役所(DBKL)が大晦日コンサートを予定していたためムルデカ広場には2万5000人が集まっていたが、抗議デモが始まったためコンサートは中止された。

抗議デモは、ゲラカン・トゥルン・コス・サラ・ヒドゥップ(TURUN)、大学生団結戦線(SMM)、ソリダリティ・アナク・ムダ・マレーシア(SAMM)などの非政府組織(NGO)が計画したもので、黒いTシャツと反体制の象徴であるガイ・フォークスのマスクを着用し砂糖や高速道路料金などの値上げを抗議した。デモを阻止しようとした警察官2名がケガをした。抗議活動は夜半過ぎまで行われた。

TURUNは声明において、多くの国民が参加したのは、現在の生活費が負担になっていることのあらわれだと発表した。警察は1月1日、大晦日コンサートを中断させたとして特別チームを立ち上げ、捜査を行うと発表した。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  3. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  4. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  5. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  6. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  7. ヤマハが新基準原付を2026年3月、日本発売へ…台湾から『ジョグ125』導入
  8. ペダル踏み間違えで発生した死亡事故、高齢の被告に実刑判決
  9. 開発データでそのままマーケティングまで、自動運転開発にも活きる『Unreal Engine』の最前線【後編】PR
  10. ゲームエンジンが自動車開発の共通言語になる!『Unreal Engine』の採用が急拡大する理由【前編】PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る