新・自動車政策、国民車メーカーは歓迎…エコカー促進で恩恵見込む

エマージング・マーケット 東南アジア
トヨタ カムリ(マレーシア仕様)
トヨタ カムリ(マレーシア仕様) 全 1 枚 拡大写真

永らく発表が待たれていた最新版・国家自動車政策(NAP2014)が20日に公開されたが、国民車メーカーは新政策を支持する姿勢を示している。ザ・サンが報じた。

ダイハツ系のプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)は、NAP2014で低燃費自動車(EEV)生産に注力する内容が盛り込まれたことから、同社に恩恵をもたらすと見込んでいる。アミナル・ラシド・サレー社長は、ハイブリッド車や電気自動車の生産を開始する予定はないが内燃機関に今後も注力する方針を明らかにした。

プロトン・ホールディングスは、NAP2014を歓迎するとした上で、伝導機構や新たなエンジン類、ハイブリッド車などの推進システムの研究開発(R&D)を行っていると明らかにした。ハイブリッド車生産プロジェクトは順調に進んでおり、2014年末をめどに新たな技術、2015年末をめどにハイブリッド車を発表することができるとの見解を示した。

一方でBMWグループ・マレーシアは、EEVの組立て生産についてもっと明確な発表を期待していたとの見解を示した。メルセデス・ベンツ・マレーシアは、NAPは国内の自動車セクターを促進させ発展に貢献すると見込んでいるとの見解を示した。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. 次期トヨタ『ハリアー』は新エンジンの恩恵でフォルムが大変化…スクープ記事ベスト5 2025年上期
  5. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
  6. 日産『マイクラ』新型は約450万円から、EVに生まれ変わる6代目、9月に英国受注開始
  7. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  8. まるでスポーツカー、アキュラの新型SUV『RSX』世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  9. ホンダ『NSX』誕生から量産化まで、技術者の視点でたどる
  10. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】スライドドアになったムーヴは、軽のスタンダードになれるのか?…岩貞るみこ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る