独立シンクタンク、マレーシア経済研究所(MIER)が28日発表した2013年第4四半期の消費者信頼感指数(CSI)が82.4ポイントとなり、楽観、悲観の分かれ目である100ポイントを下回ったことが明らかになった。
2009年初頭以降で最も悲観的な数字となった。
生活費の上昇が鮮明となり、消費者信頼感が悲観的になっていることが明らかとなった。
消費者は経済状況に懸念を持っており、政府による補助金削減や生活費上昇を受けて消費に慎重になっている。
2013年第4四半期の業況指数(BCI)は92ポイントとなり、100ポイントを下回った。
RHBバンクはMIERのCSIおよびBCIの結果に関して、世帯収入の低下および中央銀行バンク・ネガラによる世帯債務の削減策が影響して悲観的な結果となったと分析。政府の財政合理化策もインフレを押し上げる要因となっていると指摘した。