トレンガヌ州フル・ベスットに近いパヤ・ペダ・ダムの建設現場で先ごろ、植物の化石が発見された。
2億7,000万-3億4,000万年ごろのものと見られている。地表から150メートルほど地下を掘ったところで見つかったという。葉や花、根、果実など7種が確認された。
マレーシアでは、ジョホール州グヌン・パンティとトレンガヌ、クランタン、パハンの3州が交わる当たりのグヌン・ガガウで2億300万年前から6,500万年前のジュラ期、白亜紀の地層が発見されている。これまでのところは恐竜の化石は発見されていないが、鉱物地質学局はマレーシア半島部にも恐竜が存在していた可能性があると指摘している。
(ベルナマ通信、1月28日)