不動産投機抑制、マレーシア政府が一括販売を制限へ…4もしくは6戸以上を認可制に

エマージング・マーケット 東南アジア

政府は不動産投機抑制策として、4もしくは6戸以上の物件を一括で販売する不動産開発業者に対して、住宅供給管理機関からの事前認可を得ることを求めるなどの新方策を講じる方針を固めた。

アブドル・ラーマン・ダーラン都市福祉地方自治相によると、1カ月後をメドに詳細を発表する予定。マレーシア人や外国人の不動産投資家の間では、個人が集団を構成して複数戸を購入し、デベロッパーから割引を受けるケースが増えている。彼らは1、2年経って不動産価値が10-20%上昇したところで売りに出す。最終的に30-40%の利益を手にするという。こうした投機的住宅購入は違法ではないが、不動産市場にマイナス影響を及ぼすと懸念される。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  6. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  7. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  8. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  9. トヨタ株価が急反落、今期業績上方修正も失望売り
  10. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る