ナズリ・アジズ観光相は、2013年の外国人観光客からの観光収入が654億4,000万リンギとなったことを明らかにした。目標だった650億リンギを超えた。昨年は625億リンギだった。
昨年マレーシアを訪れた外国人観光客の数は前年比2.7%増の2,571万5,460人となった。最も多かったのがシンガポールで1,317万8,774人で前年比で1.3%増えた。それに▽インドネシア(254万8,021人)▽中国(179万1,423人)▽ブルネイ(123万8,871人)▽タイ(115万6,452人)--となった。日本は9位で51万3,076人となり前年比で9.2%増加した。
政府は2014年を「ビジット・マレーシア2014」(2014マレーシア観光年)の推進キャンペーンを行っており、2014年においては外国人観光客数2,800万人の目標を掲げている。2020年までには、観光客を3,600万人誘致し、観光収入を1,680億リンギとする目標だ。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、2月28日、マレーシア政府観光局発表資料)