マレーシア首都圏の住宅不動産、依然として人気=調査

エマージング・マーケット 東南アジア

不動産・住宅開発業者協会(REHDA)が実施した調査で、回答者の51%がセランゴール州で不動産を探していると答えた。

これらの回答者は、ペタリンやダマンサラ、プチョン、シャアラム、カジャン、バンギ、ラワン、ゴンバックなどのエリアで住宅を探しているという。

回答者の35%はクアラルンプールのチェラス、ワングサ・マジュ、ケポン、セラヤン、バングサで住宅不動産を購入することに前向きだと答えた。調査には1,800人が回答を寄せた。

土地付きの不動産やテラスハウスの人気が高く、回答者の34%はセミ・デタッチド住宅を、12%がバンガロー(一戸建て)を希望しているとした。

区分所有権付き住宅部門では、39%がコンドミニアムを希望し、25%はアパートメント、24%がサービス付きアパートメントを希望するとした。

不動産の価格別では土地付き、区分所有権付き不動産共に、41%の回答者が30万1,000-50万リンギの物件を購入することができるとし、27%は50万1,000-100万リンギの物件の購入を考えているとした。

住宅を購入する決め手としては商業施設や学校、公園、病院、軽便鉄道(LRT)や大量高速輸送(MRT)システム、高速道路、路線バスなど公共交通機関へのアクセスの良さが重視されていることも明らかになった。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月25日)

千田真理子

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