「総選挙は不正選挙」模擬裁判結果を公表 BERSIHが総括

エマージング・マーケット 東南アジア

公正な選挙を求める民間グループ「BERSIH(クリーン)」は25日記者会見を行い、昨年5月に実施された第13回総選挙の結果に関して、「クリーンな選挙」とは言えなかったとの見解を明らかにした。

総選挙では、ナジブ・ラザク首相率いる与党連合・国民戦線(BN)が下院(定数222)で133議席を獲得し、過半数を維持したが、2008年の前回総選挙の140議席を7議席も下回り、目標としていた3分の2議席の獲得はならなかった。

BERSIHは模擬裁判を行い、選挙結果を検証した。選挙委員会(EC)や連邦政府は裁判への招待を受けたが出席しなかった。

模擬裁判にパネリストとして参加したネパールの国連開発計画の憲法支援団のヤシュ・パル・ガイ代表は、マレーシアではインドネシアやタイとは違って、選挙結果に異議を申し立てる法廷がないことから、BERSIHは法的な措置を求めて検証を行ったわけではないと強調した。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. スズキは『モンスターハンター』とコラボ!『ジムニーノマド』&『DR-Z4S』カスタムほか、計9台を出展…東京オートサロン2026
  3. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  4. ホンダ『シビック e:HEV』に「RS」登場! HRCバージョンの「タイプR」も初公開へ…東京オートサロン2026
  5. 北米三菱自動車、製造物責任訴訟の控訴審で逆転勝訴…一審判決を破棄差戻し
  6. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  7. 「カッコ良すぎ」黒い三菱『アウトランダーPHEV』にSNSも注目! 価格については「気絶しそう」の声も
  8. 「もっといいクルマづくり」トヨタが開発中のスポーツカーを公開…12月の新型車記事ベスト5
  9. トヨタ『カローラ』、「GRスポーツ」にマット仕上げのオニキスグレー初採用…欧州2026年モデル
  10. ダイハツ、子育て支援車両として『トール』を3年間無償貸与へ…京都大山崎町で
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る