格安航空会社のスパイスジェットは、過去数年間で最大の広告キャンペーンを開始する。
5月に始まる『心をこめて』と銘打ったこのキャンペーンは、看板や新聞、雑誌、ウェブサイトの他、TVコマーシャルも放送される。
航空会社にとって、価格と就航路線は基本的な情報にすぎないが、ブランドをあげてのキャンペーンはその会社の姿勢を広く示すことができる。
インドでは競合他社との比較広告は一般的ではないが、2007年に話題となったものにジェットエアウェイズが『We have changed(我々は変わった)』という広告を掲げた翌日に、キングフィッシャー・エアラインが『We made them change(我々が変えた)』という広告を並べ、さらにゴーエアーが『We've not changed. We're still the smartest way to fly(我々は何も変わらない。最も賢い飛び方)』とこれに続いたというものがある。