三菱商事など、ミャンマー・ティラワ経済特区に工業団地を開発…日系企業を誘致

エマージング・マーケット 東南アジア
三菱商事、丸紅、住友商事、ミャンマー・ティラワ経済特区に工業団地を開発
三菱商事、丸紅、住友商事、ミャンマー・ティラワ経済特区に工業団地を開発 全 1 枚 拡大写真

三菱商事、丸紅、住友商事の3社は、在京投資会社を通じて、ミャンマー・ティラワ経済特別区で工業団地を開発すると発表した。

3社は先行開発エリア「Class-A地区」の現地開発事業体ミャンマー・ジャパン・ティラワ・デベロップメント(MJTD)を、ミャンマー民間企業連合と共同で設立の上、造成工事、区画整備など、2015年半ばの第一期開業に向けて開発を進める。

3社は、MJTDの日本側窓口としてClass-A地区の土地使用権(50年間+25年延長オプション付)を5月19日から順次販売開始した。

Class-A地区は、経済特別区として各種インセンティブが付与されることに加え、ヤンゴン市に約20kmと至近で、輸出加工拠点や、ミャンマー内需向けの生産拠点としても有望な立地にある。

3社は、ASEAN地域で培ってきた工業団地ビジネスのノウハウを生かして高いレベルのインフラ、ユーティリティサービスを提供し、日系企業を中心とした外資系企業のミャンマーへ誘致する。

また、国際協力機構(JICA)がMJTDの合弁事業契約書に調印し、ティラワSEZ Class-A地区の開発事業は日本・ミャンマー初の官民連携事業となった。日本政府は、円借款による同工業団地の周辺インフラ整備を決定しており、JICAからは、実施機関として既に事業支援を受けている。

JICAの事業参画により、日本・ミャンマーの官民が一体となって環境整備を進めていく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  6. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  7. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  8. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  9. VW史上最も安価なEV、『ID.2』の量産ボディを激写! 価格は2万5000ユーロ以下?
  10. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る