W杯ブラジル大敗、与党政治家の便乗発言が波紋…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

サッカー・ワールドカップ(W杯)大会で、ブラジルが準決勝でドイツに大敗したことがマレーシアでも話題となっており、ナジブ・ラザク首相ら与党政治家によるピントのずれた便乗発言が波紋を呼んでいる。

ナジブ首相は、点取り屋のネイマール選手が負傷離脱したことがブラジルの敗因の一つとされていることに触れ、行政をサッカーに例えて「適切なリーダーがいなければマレーシアもブラジルのように敗北することになる」とリーダーシップの必要性を強調した。

これに対しネチズンからは「マレーシアは今はブラジルより上だという意味だな。W杯開 催国になって4強に入ってからいってくれ」、「すでにブラジル以下だろう」といった発言を 揶揄する声が上がっている。

野党・民主行動党(DAP)リム・キッシャン顧問も、汚職問題や人種・宗教問題などでリーダーシップを発揮していないナジブ首相からリーダーシップうんぬんの言葉が出ることは大変皮肉なことだとした上で、「すでに総選挙から14カ月たっているというのに、ナジブ首相がリーダーシップを発揮できる様子はみえない」と述べた。

広瀬やよい

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