W杯ブラジル大敗、与党政治家の便乗発言が波紋…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

サッカー・ワールドカップ(W杯)大会で、ブラジルが準決勝でドイツに大敗したことがマレーシアでも話題となっており、ナジブ・ラザク首相ら与党政治家によるピントのずれた便乗発言が波紋を呼んでいる。

ナジブ首相は、点取り屋のネイマール選手が負傷離脱したことがブラジルの敗因の一つとされていることに触れ、行政をサッカーに例えて「適切なリーダーがいなければマレーシアもブラジルのように敗北することになる」とリーダーシップの必要性を強調した。

これに対しネチズンからは「マレーシアは今はブラジルより上だという意味だな。W杯開 催国になって4強に入ってからいってくれ」、「すでにブラジル以下だろう」といった発言を 揶揄する声が上がっている。

野党・民主行動党(DAP)リム・キッシャン顧問も、汚職問題や人種・宗教問題などでリーダーシップを発揮していないナジブ首相からリーダーシップうんぬんの言葉が出ることは大変皮肉なことだとした上で、「すでに総選挙から14カ月たっているというのに、ナジブ首相がリーダーシップを発揮できる様子はみえない」と述べた。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
  6. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  7. 高速道路直上70mの岩塊、異例の掘削作業…上信越道・北野牧工事の見学
  8. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
  9. 公道を走れるレーシングカーに熱視線! SNSでは「激アツ」「カップホルダーあって草」と話題に
  10. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る