コストの上昇、中小企業が存続の危機=SME協会…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

【プトラジャヤ】 燃料や電気料金の値上がり、外国人労働者への最低賃金制度の適用などによるコストの上昇で、中小企業(SME)は存続の危機に瀕していると、ザ・スターが報じた。

マレーシア中小企業協会(SMIA)のテー・キーシン会長によると、SMEの利益マージンは3-8%ほどで、低付加価値な事業で様々な産業を下支えしている。そして、コストの上昇により、SMEの利益は2-5%縮小しているという。

36社のSME協会会員企業が15日、首相府省のウィー・カション氏と会合を行った。会合でSMEは外国人を雇用する際の問題を解決するためのワンストップセンターの設立を求めた。マレーシアの労働人口は1,200万人ほどだが、人材が不足しているという。

物品・サービス税(GST)についてはSMEの61%が十分な知識を持っていないことから、SME協会はGSTの知識を広めるようなブリーフィングを行うべきと提案した。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  2. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  6. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  7. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
  8. 最新EVの分解部品を国内最大規模で展示、テスラや吉利を追加し合計25台に
  9. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  10. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る