ボルネオオイル、パハン州での金採掘事業に投資

エマージング・マーケット 東南アジア

ボルネオ・オイルは新プラントや機器類の調達、パハン州メラポーにおける金の採掘事業に最高1,500万リンギを投資する計画だ。

完全子会社のボルネオ・オイル&ガス・コープ(BOG)が金採掘用の機械類の設置工事の第1期を開始した。採掘を開始してから、既に43キログラム以上の金が発見されているという。

BOGはチャンプマークから、メラポーの162ヘクタールの土地における金採掘事業の委託契約を締結している。契約期間は5年間。

ボルネオ・オイルの主要事業はファストフード・チェーン「シュガー・バン」の経営で、私募債の発行を予定しており3,550万リンギの調達を見込んでいる。その内1,000万リンギを機器類の調達に、500万リンギを金採掘事業の経費に充てる予定だ。また、500万リンギを投じてファストフード事業向けの加工プラントを建設する。残りは運転資金や負債の支払いに充てる。

現在、私募債発行に向けた承認の取得を待っている。

「シュガー・バン」レストランの店舗数は72店舗でそのうち11店舗はブルネイと中国、オーストラリア、バングラデシュにある。現在17店舗の開設を準備している段階だという。インドネシアでは西カリマンタンのポンティアナックにある大型モールの中に開店する予定だ。
(ザ・スター、7月17日)

千田真理子

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