ペナンで扇動法反対集会、マレー系NGOが妨害

エマージング・マーケット 東南アジア

ペナン州において扇動法への反対を訴える集会が12日平和的に行われていたが、マレー系右翼非政府組織(NGO)が集会に乱入し、集会を中止させようとする事件があった。

集会においてスピーチを行っていたゲラカン・ハプス・アクタ・ハスタン(GHAH)のオン・ジンチェン氏によると、午後6時頃スピーチを始めると間もなく、棒状の物を持った30人の集団が乱入してきたという。オン・ジェンチェン氏や参加者に怪我はなかったが、警察が介入したことで事態は収まったという。

GHAHは人権団体「マレーシア人民の声」(Suaram)やアムネスティ・インターナショナルなど128の団体からなるグループ。扇動法の廃止のみならず、すでに発令された刑を取り下げることを訴える目的で集会を開催していた。

マレー系の集団はスピーチが行われた会場付近において、集会に参加していない英国人カップルに対してもその場から退くように訴えた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、10月13日、マレーシアン・インサイダー、フリー・マレーシア、トゥデイ、10月12日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  4. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  5. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  6. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  7. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
  8. BMW M、開発責任者が交代…高性能モデルの新時代へ
  9. ゲームエンジンが自動車開発の共通言語になる!『Unreal Engine』の採用が急拡大する理由【前編】PR
  10. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る