インド郵便、90億ドル相当のeコマースビジネスを狙う

エマージング・マーケット インド・南アジア

eコマースビジネスの急成長に伴い、90億ドル相当のビジネスチャンスを見越して、巨大なネットワークとサービスを持つインド郵便がリアルタイムでの荷物の追跡を可能にする衛星を使用した新技術の導入を後押ししている。エコノミックタイムスが報じた。

また郵政省は間もなく荷物の配送状況をSMSで知らせるサービスを開始するという。

インド郵便は既にeコマース大手のアマゾン、フリップカートと提携し、CCTVやアクセスコントロールシステムの導入によって品物の安全を図る設備を整える予定である。

15万5千箇所に郵便局があるという世界最大の郵便ネットワークを持つインド郵便は、eコマース企業と提携することでさらにそのビジネスを拡大してきた。

アマゾンは2013年に郵便局を利用した荷物の発送予約サービスを開始したが、一箇所からはじまったこのサービスは2014年10月には5箇所に増加している。

これらの荷物は受け取りの際に費用がかかるが、2013年12月以来28億ルピーを回収しており、これらのeコマース企業に支払われている。

編集部

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
  4. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  5. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
  6. フェラーリ『849テスタロッサ』、日本初披露…価格は6465万円から
  7. 日産『ルークス』に「AUTECH LINE」、新型唯一のブラック内装…225万8300円から
  8. ランボルギーニ、全長30mの新型ヨット「101FT」発表…3エンジンで7600馬力
  9. 可愛さそのまま! ルノー『トゥインゴ』が5ドアEVで2026年に復活…これが最終デザインだ
  10. 日産『フェアレディZ』の「レトロな仕様」に注目…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る