【フィアット 500X まとめ】改良で変わったポイントと新グレードの投入…価格やデザイン、試乗記

フィアット 500X スポーツ
フィアット 500X スポーツ全 8 枚

フィアットとして初のコンパクトスロスオーバーSUV『500X』は、2015年にデビュー。2019年に一部改良を受け、エクステリアやインテリアの変更とともに搭載エンジンが変更された。2020年には新グレード「スポーツ」が追加されている。

目次

  1. ブランド初のコンパクトSUV…286万2000円から
  2. デザイン部門ヘッド「500を膨らませただけではない」
  3. 新プラットフォームにこれまでのデザインエレメントを再現
  4. デザイン刷新と新エンジン搭載…プロダクトマネージャー談
  5. 【クロス 試乗】バッサリと切り倒したデビュー時から大きく進化した…中村孝仁
  6. 【クロス 試乗】新エンジンの感触に思わずニヤケてしまう…九島辰也
  7. 新グレード「スポーツ」を追加 スポーティな内外装や専用サスペンションを装備
  8. 【スポーツ 試乗】奥行きの増した走り、想像以上に「いいね!」…島崎七生人
  9. 【スポーツ 試乗】SUVであることを5分で忘れさせる…九島辰也

ブランド初のコンパクトSUV…286万2000円から

FCAジャパンは、フィアット初のコンパクトクロスオーバーSUV『フィアット 500X』を10月24日より販売開始する。

エクステリアは、フィアット500に新たなアレンジを加え、より躍動的なデザインを採用。また、先代500を想起させるヘッドライトや現行フィアット500に採用されているロアーグリルのデザインなど、新旧500のデザイン要素を数多く兼ね備えている。

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フィアット 500Xフィアット 500X

デザイン部門ヘッド「500を膨らませただけではない」

FCAイタリーでEMEAデザイン部門ヘッドを務めるロベルト・ジェリート氏はフィアットブランド初の小型SUVモデル『500X』について「500と共通のデザイン要素で500Xのスピリットを表現した」とする一方で、「単に500のカーブを膨らませて合わせただけではない」と強調した。

ジェリート氏は9月29日に都内で開かれた500Xの発表会に登壇し、「共通のデザイン的記号を500Xにも再現し、それに限界も設けなかった。私達にとって意味があったのは今までと違うアーキテクチャーの上に、単に500のカーブを膨らませて合わせただけではないということ」と述べた。

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  • FCAイタリーでEMEAデザイン部門ヘッドを務めるロベルト・ジェリート氏
  • ロベルト・ジェリート氏
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  • フィアット 500X 発表会
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新プラットフォームにこれまでのデザインエレメントを再現

フィアット『500X』のデザインは、60年前の『ヌォーヴァ500』、そして、2007年の『500』の特徴全てを受け継いだクルマだという。

「その特徴とは、プロポーションはもちろん、確実な走行性能や、地面をしっかりと捉えたスタンスなどだ」とは、FCA Italy:EMEA デザイン部門ヘッドのロベルト・ジョリート氏の弁。

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フィアット 500Xフィアット 500X

デザイン刷新と新エンジン搭載…プロダクトマネージャー談

FCAジャパンは一部改良した『フィアット500X』を5月18日から販売を開始する。価格は298万~334万円となっている。

FCAジャパンでフィアットブランドのプロダクトマネージャーを務める生野逸臣氏は5月9日に都内で開いた発表会で「フロントとリアのデザインを刷新するとともに、新しいエンジンを搭載して大幅なアップデートがされた」と紹介した。

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  • フィアット500X 改良新型 発表会
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【クロス 試乗】バッサリと切り倒したデビュー時から大きく進化した…中村孝仁

バッサリと切り倒したデビュー時

フィアット『500X』が日本でデビューしたのは2015年だから今から4年前。当時試乗して案外バッサリと切り倒した記憶がある。

今回、恐らくはデビュー以来最大の大きな変更を受けたモデルが新たに投入された。と言っても外観はほとんど変わっていない。例えば前後バンパーが変わってヘッドライトが一新されたとあるが、そもそも旧型があまり見かけることが少ないので、ふむふむ、そうなの?というレベル。

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フィアット 500X 新型フィアット 500X 新型

【クロス 試乗】新エンジンの感触に思わずニヤケてしまう…九島辰也

新型の目玉は「新エンジン」

今度の『500X』はかなりいい!というのが試乗後の素直な感想。そもそも悪いクルマではないが、明らかに走りが楽しくなっていた。

新型の目玉はこのタイミングで採用された新エンジン。マイナーチェンジではあるが、クルマの性格が変わったと言っても過言ではない。

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  • フィアット500Xの2019年モデル
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新グレード「スポーツ」を追加 スポーティな内外装や専用サスペンションを装備

FCAジャパンは、フィアット『500X』に、スポーティなデザインや走りを特徴とする新グレード「500Xスポーツ」を追加し、8月22日より販売を開始する。

500Xはフィアット初のスモールSUVとして、2015年10月に国内導入。歴代500シリーズの流れを汲む親しみのあるデザインや、大人がゆったりくつろげる居住性、充実した安全装備により、幅広い支持を集めてきた。

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フィアット 500Xスポーツフィアット 500Xスポーツ

【スポーツ 試乗】奥行きの増した走り、想像以上に「いいね!」…島崎七生人

“新キャラ”の登場。2015年10月の導入以来スモールSUVとしてやってきた『500X』だが、新しく追加設定された“Sport”は、とても素直にその名のごとくスポーティな走りが楽しめるクルマに仕上げられていた。

500Sの4ドアバージョンのような佇まい

外観は、専用バンパーを始め、ボディ色のホイールアーチモール、サイドシルなどが目を惹く。さらにシリーズ最大サイズの19インチアルミホイールと225/40R19タイヤを装着。これらにより、全高などが変わらないにも関わらず、グッと路面を掴むかのような安定感のあるスタンスが印象的で、「もはやSUVというより、スポーティなオリジナルの『500S』の4ドアバージョンか!?」と思わせられる佇まいが目新しい。

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フィアット 500X Sport(500Xスポーツ)フィアット 500X Sport(500Xスポーツ)

【スポーツ 試乗】SUVであることを5分で忘れさせる…九島辰也

背の高いSUVであることなど、5分で忘れてしまう

フィアット『500X』に“スポーツ”という名前のモデルが追加された。スタンダードの500Xと500Xクロスに次ぐ3番目のモデルだ。2015年10月の国内導入以来、イタリア好きの人たちに支持されてきたモデルだが、久しぶりのカンフル剤のような気がする。

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《滑川寛》

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