ナジブ首相を揶揄したネット記事、接続障害発生で波紋

エマージング・マーケット 東南アジア

先のナジブ・ラザク首相の発言を揶揄した記事を掲載した英BBC放送のウエブサイトがマレーシアで一時つながりにくい状態となり、マレーシア当局が操作しているとの噂がネチズンの間で広まった。

マレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)は操作を否定している。接続障害の中心となったテレコム・マレーシアは、原因調査を行っているとしている。

問題の記事は14日付けの「空心菜(マレー名・カンコン)について話す内容には注意を」と題したもので、燃料価格や電気料金の値上げに踏み切ったナジブ首相が行った空心菜の価格が下がっていることを強調した発言がネチズンから嘲笑を浴びていると指摘する内容。ナジブ首相の動画を1万人が見たとか、発言を皮肉った「黙ってカンコンを食べろ」と書かれたTシャツも売られていると指摘している。

なおナジブ首相本人は「カンコンが庶民的な食材であることから食品の需給関係について話す際に例に挙げただけ」と説明している。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  6. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  7. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  8. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
  9. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  10. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る