タクシーに集約管理システム導入へ、待ち時間短縮を目指す…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

公共陸運委員会(SPAD)は、タクシー集約管理サービスシステム(CTSS)の導入に向け、開発を行っていると明らかにした。アジア・ワンが報じた。

発表は今年第3四半期予定。CTSSの導入により、待ち時間の短縮が見込まれている。

タクシー車両に全地球測位システム(GPS)を導入し、利用者がひとつの電話番号に電話することで、近距離のタクシーを配車することが可能になる。CTSSサービスにより全てのタクシー車両とリンクさせることで、タクシーの現在地を把握し、需要にあった効率のある配車サービスを行う。タクシー運転手の評価制度も導入して、評価が4つ星のドライバーを希望して配車を頼むこともできるようになるという。

現在は無線配車が主に利用されている。タクシーを呼ぶために、混雑時には利用者は違うタクシー会社に電話をかけなくてはならないなど、マレーシアではタクシーの待ち時間が問題となっている。マレーシア半島では約6万台(うち約3万7,000台は首都圏)がタクシーサービスを行っている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  6. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
  7. 復活の『コブラ』販売へ、英ACカーズが米国市場に本格参入
  8. 日産の小型SUV『キックス』新型、予約販売をブラジルで開始
  9. スズキ『アルト』がマイナーチェンジ、ハイブリッド燃費は28.2km/Lでクラストップに
  10. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る