昨年のマレーシア人訪日者、35.6%増で過去最高に

エマージング・マーケット 東南アジア

日本政府観光局(JNTO)が発表した昨年の訪日者数統計によると、マレーシアからの訪日者数は前年比35.6%プラスの17万6,500人となり、過去最高を記録した。

マレーシアの他、▽台湾▽香港▽タイ▽シンガポール▽インドネシア▽ベトナム▽インド▽豪州▽フランス--が過去最高の訪日者を記録した。

JNTOは東南アジアからの訪日者が増加したことについて、日本政府がマレーシアを含む東南アジアからの観光客に対するビザの発給要件緩和を昨年7月から開始したことや、経済発展に伴う中間層の可処分所得の増加と海外旅行市場の拡大、ビジット・ジャパン事業による訪日旅行の喚起、格安航空会社(LCC)などの新規就航や増便、円高による旅行費用の割安感などが訪日を後押ししたと分析した。

世界全体では前年比24.0%増加の1,036万3,900人となり、過去最高を記録した。1964年にJNTOが統計を開始して以来、初めて1,000万人を突破した。一方日本人の出国者数は昨年、1,747万3,000人となり前年比で5.5%の減少となった。

広瀬やよい

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