野党連合・人民同盟(PR)所属政党、人民正義党(PKR)の党内役員選挙がスタートしたが、顧問を務めているアンワル・イブラヒム元副首相が党首選に名乗りを上げる見通しだ。
サイフディン・ナシティオン書記長が「マレーシアン・インサイダー」に対して明らかにした。現在、党首はアンワル氏の妻であるワン・アジザ氏が務めている。当初の見通しでは党首選にはモハメド・アズミン・アリ副党首が出馬すると見られていた。アズミン氏がアンワル氏に挑むかどうかはまだ明らかになっていない。「マレーシアン・インサイダー」によると、アズミン氏が副党首選に回った場合もPKRの幹部の1人が対抗馬として名乗りを上げる見通しだという。
PKR党内選挙における地区レベルでの推薦は4月13日まで行われている。推薦辞退者への供託金払い戻し期限は4月10日だった。4月25日から5月11日までに49万6,923人の党員による投票が行われ、遅くとも5月13日には新たな執行部人事が発表されるという。