シンガポールの機械式立体駐車場建設に日本企業が参画…インフラ輸出を促進

エマージング・マーケット 東南アジア
シンガポールの機械式立体駐車場建設事業への日本企業が参画
シンガポールの機械式立体駐車場建設事業への日本企業が参画 全 2 枚 拡大写真

国土交通省は、シンガポールでの機械式立体駐車場建設事業に日系企業が参画すると発表した。

今回の事業は、シンガポール政府の住宅開発庁(HDB)が保有する公共住宅で、機械式立体駐車場の導入効果を検証するためのパイロット事業として実施されるもの。シンガポールでは初めてとなる自立式エレベータパーキングが設置される。

メインコントラクターは佐藤工業シンガポールで、機械式駐車装置はIHI運搬機械が設置する。エレベータパーキング3基・68台分で、設計・建設・据付・試運転調整に完成後60カ月間のメンテナンス・修理サービスを含めた契約金額は約7億5000万円。

機械式立体駐車場は、限られた土地・スペースを最大限有効に活用することが可能で、シンガポールの公共住宅における駐車場不足の解消にも貢献することが期待されている。

国交省では、立体駐車場工業会と連携して、東南アジアを中心とする海外へ機械式立体駐車場を普及するための取り組みを推進している。シンガポールでもこれまで、市場調査、関係機関との意見交換を実施してきた。今回の事業に日系企業の参画を機に、引き続き海外でのインフラプロジェクトの推進に取り組んでいく方針。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  6. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  7. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  8. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  9. ボルボ『S60』、『V60』でリコール…ホイールがフェンダーから突出
  10. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る