マレーシア労働者200万人に最低賃金支払われず=労働組合会議

エマージング・マーケット 東南アジア

最低賃金制度が昨年1月に導入されたが、マレーシアの労働者のうちおよそ200万人がいまだに最低賃金に従った賃金を受け取っていないことが明らかになった。

マレーシア労働組合会議(MTUC)のアブドラ・サニ・アブドル・ハミド副議長によると、国内の60-100企業が最低賃金制度に従っていないという。MTUCは、政府に対して、こうした企業に罰則を与えるよう求めている。

クアラ・ランガット選出の国会議員でもあるアブドラ・サニ副議長は、連邦政府はこうした問題を妥協するべきではなく、労働者の窮状を理解するべきだとコメント。真剣に最低賃金制度を施行するべきと述べた。

最低賃金制度ではマレーシア半島の最低賃金は900リンギ、サバ・サラワク及びラブアンは800リンギに設定されている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 軽キャン人気継続も新型キャブコン登場で話題…キャンピングカーランキング 5月
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  6. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  7. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  8. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  9. 「真のアメリカ製ハイパーカー」爆誕! 電動AWDを搭載した最強の『コルベット』は1250馬力の怪物
  10. 「夢が膨らむバイクだな」進化したカワサキのオフ車に熱視線! 54万円台に「とっても良心的」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る